わが社の救世主! 伸一先輩

社長の独り言

昨年令和3年の9月に私の会社に下地伸一大先輩が入社してくれた。

下地さんは、昭和61年4月、私が琉球銀行に入行した最初の店舗那覇支店でご一緒させていただき、なにもわからない生意気な私に、社会人としての礼儀、仕事、いろいろなことを教えてくれた尊敬すべき大先輩である。それだけではなく、直近まで沖縄県中小企業再生支援協議会統括責任者として7年もの間、厳しい経営を強いられている中小企業を再生させるべく携わってきたすごい人である。

そんな下地さんが、吹けば飛ぶような私の会社に入ってくれたことは奇跡であり、世界七不思議の1つである。他人に甘く、自分自身には超甘い宮沢賢に「喝」を入れるために入ってきたとしか言いようがない。

下地さんのおかげで、私ではこなしきれない大きな仕事が入ってくるようになった。下地さんは、「売上は社長の仕事だよ。」といつも言ってくれるので、私は「任せてください!」と言って、難しい案件は全部下地さんに押し付けている・・・

今日も下地さんは厳しい会社の「事業デューデリジェンス報告書」を仕上げるため頑張っているので、私は邪魔をしないように小さな声で「営業いってきまーす」と言って出ていく・・・(下地さん、夜の接待も私に任せてください)

社長の私が下地さんに出す指示は毎日決まってたった1つ!「しもじさーん、5時なったからもう帰りましょうー。(今日出来ることも)明日しましょー」

せっかく下地さんが入社してくれても、自分自身に超甘い私の性格は一生治らんはず・・・

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